【継続は簡単!】三日坊主になる原因とその対処法!

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何をするにしても続かない、また三日坊主になってしまった。このような方は非常にたくさんいます。

目標への意欲はあるはずなのになぜ三日坊主になってしまうのか、三日坊主になってしまう原因と、ならないために大切な5つのことをご紹介!

 

なぜ三日坊主になってしまうのか

なぜ三日坊主になってしまうのか。まずはその根本的な原因について、4つを取り上げます。

 

誘惑が多い

ダイエットしようと、筋トレ動画を検索していたはずが気付くとお気に入りのYoutuberを見てしまっている、勉強しようとPCやスマホを開いたはずが、1回だけと始めたゲームをずっとしている。

このように本来の目的と別のことに集中してしまい、結局ほとんどやらないまま1日が終わってしまうなんてことないでしょうか。

スマホやYoutubeのように手軽に簡単に楽しむことができる受動的なコンテンツは、努力や技術、決断を必要としないため飽きるまで何時間でも楽しむことができます。

始めるだけでも強い意志が必要な筋トレや勉強への意欲が、このようなコンテンツに打ち勝つことは簡単ではありません。

 

目標が無謀

大きな目標を掲げて行動することはとても大切です。ですが、「大きな目標」ではなく「無謀な目標」になっていませんでしょうか。

1か月で10キロ痩せる!や副業始めて1か月で10万円以上稼ぐ!など、不可能ではないが、達成するためにと正しい努力をする必要がある目標を掲げてしまうと、具体的な行動プランに悩み、結局やらずじまいになってしまいます。

また、実際に行動に移せたとしても、今の自分と目標の姿に大きな差を感じてしまい、モチベーションを維持できずに諦めてしまうこともあります。

 

目標があいまい

なんとなくダイエット始めようかな、副業でお金を稼げたらいいな~など、目標があいまい状態で行動に移していないでしょうか。

行動するきっかけとしては良いですが、漠然とした目標のまま続けていては、先ほど紹介した無謀な目標と同様にモチベーションを維持することが難しいです。

なぜその目標を掲げようと思ったのか突き詰めて考えることで、より明確な目標をイメージできるようになるはずです。

漠然とした目標のままでは、自分が何を目指しているのか、どうなりたいのかが分からなくなってしまいます。

 

完璧主義すぎる

1日継続できなかっただけで、自分のことを過度に責めていないでしょうか。もちろん毎日継続することは大切です。

しかし、病気や残業、子供の世話など自分ではどうしようもない出来事が理由であるにもかかわらず、自分を必要以上に責めてしまうと興味を持って始めたことでも嫌いになってしまうことに繋がります。

できる時間はもちろん費やし、どうしてもできない日はしょうがない、と割り切ることも必要です。

 

継続するための意識

これら要因に打ち勝つために、5つのことを意識することがとても大切になります。

 

次の日の作業を決めておく

1つ目に、次の日の作業を決めておくことです。何事も習慣にするまで継続することが難しいです。

人が何か新しいことを始め、習慣にするまでに大体2か月程度かかると言われています。まずはこの期間、継続して取り組む必要があります。

そのためにも最初のうちはハードルを下げること、「よし、やろう!」と思ったタイミングですぐに始めることができるように準備しておくことが大切です。

特に準備をしておくことで決断疲れを減らすことができます。ダイエット一つをとっても、食事制限の内容や運動のメニュー、負荷など一つ一つは小さいものの、考えないといけないことが沢山あります。

毎回これらを直前に決めていると、今日はもういいやと投げやりになってしまう日が訪れます。

何を何分間、何回行うのか、分かる範囲であらかじめ決めておくことで、やりたいときにすぐ行動に移すことができます。

スマホで調べる必要もなくなるので、気付いたらネットサーフィンしてしまう現象の予防にも繋がります。

 

とりあえず行動に移す

2つ目にとりあえず行動に移すことです。次の日の予定を決めていても、疲れていたり、気分が乗らない日はなかなか行動に移せません。

そのような時はとりあえずちょっとだけやってみましょう。人はやる気⇒行動ではなく行動⇒やる気と、行動するに伴ってやる気がわいてきます。

極限までハードルを下げてでも行動に移すことで、気付いたら予定通りのことをこなしていることがあります。

もし予定通りにできなくても、ちょっとでもやった自分を沢山褒めてください。

 

段階的なゴールを作る

3つ目に、段階的なゴールを作ることです。これを意識することで、何よりモチベーションを維持しやすくなります。

ある研究では、成功体験と失敗体験が人に与える影響について、「人間は関心のある課題に対しては成功体験を振り返るほどその課題に対する自信や努力量が高まる」という結果が出ています。

料理作ったらおいしかった、また作ってみようであったり、家事を手伝ったら親に褒められたからまた手伝ってみようなど、成功や承認は次への活力となります。

このような観点からも、段階的なゴールを作り、達成することで自分のことを沢山褒めることで、目標に対するモチベーションを維持することができます。

 

なりたい自分を明確にする

4つ目に、なりたい自分を明確にすることです。ダイエットであれば「痩せたい!」ではなく「〇月までに〇kg痩せてこの服を着る!」であったり、副業であれば「月5万円を継続して稼ぐ力を半年以内に身につけて旅行に行く!」などです。

ここで大切なことは期間と具体的な数字、したいことを設定することです。

明確な目標を持つことで、達成に必要な行動や努力量も明確になります。

また、明確なゴールと、その距離が分かるため、気持ちも前向きになる事に繋がります。万が一期間内に達成できなくても、それまで継続して行えたことは無駄ではありませんし、今まで取り組んできたことは習慣となり身についています。

今後の人生でどんなことがあっても、自分で考え行動することができるような自信もつくため、それだけでも儲けものです。

 

例外を作る

最後に、例外を作ることです。完璧主義なことは悪いことではありません。しかし、最初から完璧にできる人間はほとんどいません。

継続についても同じで、体調が悪いのに体に無理をさせてまで行動すると、かえって悪化させてしまったり、効率も悪いためできない自分に落ち込むかもしれません。

例外をあらかじめ設定しておくことで、継続できなかったことを責めてしまわないような仕組みを作りましょう。

個人的には次のようなケースは例外と考えて、できるようになった日から以前以上に取り組むことをお勧めします。

  • 病気や怪我
  • 自然災害の影響
  • 身内の不幸
  • 子供の世話や長時間の残業

 

この例外も緩すぎては意味がありません。遊びや趣味をここに含めることは甘えと同じです。

 

まとめ

以上、継続できない理由とその対処法についてご紹介しました。継続するために必要な意識をもう一度おさらいしておきます。

  • 次の日の作業を決めておく
  • とりあえず行動に移す
  • 段階的なゴールを作る
  • なりたい自分を明確にする
  • 例外を作る

 

この5つを意識することで、継続することが容易になります。しかし最も大切なことは、途中で何週間、何ヶ月と期間が空いてしまってももう一度やり始めることです。

たった1回できなかっただけで自分には継続なんてできない、と過度に自分を責めるのは良くありません。何度挫折しても、上手くいかなくても、もう一度考え直し諦めずに挑戦し続けましょう!

 

参考:

藤村まこと:「成功経験と失敗経験の振り返りが自信と努力量に及ぼす影響」

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