この記事を読んでいるということは、おそらく人に優しくすることに疲れたり、本当に自分が優しい人間なのかわからなくなっているのでしょう。
今回は本当に優しい人についてその特徴をご紹介するとともに、優しくすることに疲れてしまう理由についてもご紹介します。
人に優しくすることに疲れる
まずは人に優しくすることに疲れてしまう原因についてです。原因は様々あるのですが、簡単に言ってしまえば自分よりも相手を優先し続けた結果、優しくすること自体に疲れを感じるようになります。では具体的な例をいくつかご紹介します。
全員から好かれようとする
1つ目に、全員から好かれようとすることです。何か頼みごとをされるとノーと言えない方、嫌われていないかが気になり常に気を遣っている方などはこれに当てはまります。
全ての人に気を遣うことは誰でもできることではありませんし、とても素晴らしいことです。ですが自分自身の気が滅入るほど相手に尽くすことはあまり好ましい状態ではありません。
これが原因で疲れている方は、とても仲の良い友達といるときや家族といるときに優しくしすぎて疲れることは少ないでしょう。
無理に優しくしなくとも、あなたを好きな人は好きでいてくれます。優しすぎるあなたは一度、「誰に好かれるか」ではなく「誰を好きでいるか」ということを意識して人と接してみてはいかがでしょうか。
過度に心配する
2つ目に、過度に心配することです。恋人と解散してから帰宅の返信が来ないことに追いラインをしてしまう方などはこれに当てはまります。
大切な人ほど、その人の安全が気になったり、その人の行動が最後まで遂行できることが気になる気持ちも分かります。しかし、その都度確認などを取ることは逆に相手に気を遣わせることに繋がりかねません。
気に掛けることで万が一の事態に素早く対応することが出来るかもしれません。ですが心配事の85%は実際に起きないですし、起こったとしても、そのうちの約80%のことは自分で対応することが出来ます。相手からの連絡や報告を待つことも一つの優しさであることを胸にとどめておいてください。
存在意義を見出している
3つ目に、存在意義を見出していることです。あなた自身に自分を誇れるアイデンティティのようなものはあるでしょうか。自己肯定感は高いでしょうか。
人に優しくすることで存在意義を見出している方は、自分で自分を認めることができないため、人に貢献する自分をに相手認めてもらうことで自分を満たしている可能性があります。
自分の武器・魅力として優しさを選ぶことは、この後紹介する「見返りを求める」ことにも繋がります。
何度も言いますが優しくすることが悪いわけではありません。ですが他人に認めてもらうことよりも自分で自分を認めることを大切にしましょう。
感謝されるまで尽くす
4つ目に、感謝されるまで尽くすことです。先ほど紹介した存在意義を見出すことにも関係しています。人間は何度も同じことを経験することでその事象に慣れます。つまりあなたが優しくすることにも、相手は段々慣れてきます。
最初は感謝されていたのに徐々になくなっていくことはある種必然です。あなたが「優しくしている」という意識でも、他人から見れば「そういうことができる人」の認識に移ってしまうため、徐々に尽くすことで得られる満足感が減っていきます。
「こんなにやってあげたのに」と思っても相手にとっては「したくてしてるんじゃないの?」と認識がすれ違っているかもしれません。
ですがこれはあなたが認められていないわけではなく、あなたが相手の日常に溶け込めている証拠です。自信をもって自分を好きになってください。
見返りを求めてしまう理由
なぜ優しくすることに見返りを求めてしまうのでしょうか。先ほど紹介した「優しくすることに疲れる理由」からもうお分かりかと思いますが、大体の理由は自分で自分を肯定できないため他人から見返りを、言い換えると他人に認められることを求めてしまいます。そのほかには次のような要因が挙げられます。
相手に期待している
1つ目に、相手に期待していることです。これは相手に頼まれたからしたわけではなく、自分が「されたら嬉しいかな」と考えて行動した結果、相手からの反応を期待してしまう形が多いです。
断言しますが、これは優しさではなく自己満足です。自分で一生懸命選んだプレゼントをあげたから喜んでほしいであったり、荷物を代わりに持つから感謝してほしいなど、様々なシチュエーションがあります。
頼まれていないことをして感謝されるととても嬉しい気持ちも分かります。ですが本当に相手が望んでいることを汲み取れているかどうかや、その行動に相手の反応を期待していないか、今一度考え直してみましょう。
心に余裕がない
2つ目に、心に余裕がないことです。朝余裕持って家を出たときは少しの遅延も許せますが、ギリギリに出たときは遅延に対してイライラしてしまいますよね。それと同じでいつもなら全然嫌じゃないことも、元気がないときや落ち込んでいるときなど嫌になる事があります。
当たり前にやっていたことに感謝されなかったとき、普段なら全然気にならないことなのに感謝されないことに不満を感じたりします。
その時は相手を責めるのではなく、自分の心に余裕がないんだと自分自身に目を向けて自分に優しくすることを心掛けましょう。
本当に優しい人とは
では、真に優しいと言える人はどのような人なのでしょうか。様々な要素がありますが、相手のことを第一に考えているかどうかがとても重要なことです。
自分のことを大切にする
1つ目に、自分のことを大切にすることです。自分自身が疲れていたり落ち込んでいる状態では人に優しくする余裕もありません。人に優しくするための土台として、自分の心に余裕を持たせる必要があります。
そのためにもストレスを感じるような頼み事は断ることも大切です。特にお金が絡むものや多くの時間を要する頼み事は引き受けないに越したことはありません。その分、自分にできることになれば気前よく手助けすることを意識しましょう。
“相手のため”を考える
2つ目に、相手のためを考えることです。相手のためというと難しいですが、極端な例でいうとAさんに意地悪したいから手伝ってと頼まれた時にそれを手伝うのではなく、それは人としてダメだと止めることが出来る人ということです。
悪いことを助けるのではなく、ダメな道を行こうとしているときはそれを止めること、叱ることができる人こそ、その人にとって優しい人ではないでしょうか。
人を選ばない
3つ目は、人を選ばないことです。最初にお伝えした「全員から好かれようとすること」とはニュアンスが違います。ここで言う人を選ばないこととは、人によって態度を変えないということです。
もちろん、自分の子供やパートナーが困っていたら最優先で助けますし、関係性によって助ける範囲の上限は変わってきます。
ここでお伝えしたいこととしては上司や優秀な部下とそれ以外の人、という区切りで接し方を変えないこと、言い換えるとメリットを考えた優しさではなく、誰が相手でも同じように接することが出来る人こそ、本当に優しい人です。
前向き・ポジティブ
4つ目に、前向き・ポジティブであることです。同じ仕事をしているメンバーのミスや、後輩の失敗などに対してできなかったことをとやかく言うのではなく、前向きな言葉をかけることはできていますか。
失敗や間違った本人が一番辛いです。繰り返さないために注意することは人として大切な教えですが、いつまでもそのことをグチグチ言い続けるのではなく、切り替えて前向きな言葉をかけることができる人は本当に優しい人です。
まとめ
以上、優しくすることに疲れる原因や、見返りを求めてしまう理由、本当に優しい人の特徴についてご紹介しました。
本当に優しい人になるためには次の4つのことを意識することから始めましょう。
- 自分のことを大切にする
- 相手のためを考える
- 人を選ばない
- 前向き・ポジティブ
人に優しくしたい、その意思があるあなたはとてもやさしい心の持ち主です。ですが人に人にが強すぎて自分のことを疎かにしているのかもしれません。
もっと自分に優しくすることでちょっとでも心に余裕をもって日常を送ってみましょう!
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